【2024年版kintone認定資格】一般ユーザーでも一発合格可能!kintone資格3種類の勉強方法
kintone資格の受験のコツ
kintoneの資格には「アソシエイト」「アプリデザインスペシャリスト」「カイゼンマネジメントエキスパート」の3つがあります。それぞれの資格に適した勉強方法と共通の重要なポイントについてご紹介します。
共通の重要ポイント
- 業務の目的や付加価値を明確にする
- 先駆者から学ぶ
- システム化の基本的な考え方を理解する
- その考え方に基づいて学習を進める
※参考: kintone SIGNPOST
1. アソシエイト
1-1 業務の付加価値(目的)を明確にする
「業務の付加価値」とは、資格取得の目的を指します。例えば、社内でのスキルアピールや顧客提案時のスキル保証、昇給への影響などが考えられます。私の場合は、配属先のチーム内での理解度を一致させるために「アプリデザインスペシャリスト」を目指しました。資格取得により、kintoneの理解が深まり、導入支援に自信を持つことができました。
目的設定のフレームワーク「SMART」を活用すると、より具体的に目標を設定できます。
- S (Specific): アソシエイトの取得
- M (Measurable): 資格の合格基準70%に到達する
- A (Achievable): kintoneを使っている先輩が合格しているため、可能と考えられる
- R (Relevant): 自分のkintone習熟に関連する
- T (Time-bound): 2023年1月までに合格する
1-2 システム化のコンセプトを理解する
試験の合格基準(70%)を達成するために、出題範囲に含まれる機能をデモ環境で試し、公式テキストを徹底的に学習しました。試験当日は、アプリ作成の知識が少し不足していると感じましたが、管理者設定についてはしっかりと復習し、82%で合格しました。
2. アプリデザインスペシャリスト
2-1 業務の付加価値を明確にする
アプリデザインのスキルを習得し、証明することが目標です。
- S (Specific): 他のメンバーにないアプリデザインのスキルを習得
- M (Measurable): アプリデザインスペシャリストの資格取得
- A (Achievable): 先輩が合格しているため、達成可能
- R (Relevant): 自分の目的と一致
- T (Time-bound): 新卒1年目の間に取得
2-2 先駆者の話を聞く
公式対策テキストや対策動画がないため、先輩の体験談が非常に参考になります。私自身は公式テキストを完璧にしようとしましたが、kintoneエバンジェリストの前田さんの記事が役立ちました。
kintone エバンジェリスト 前田さんのnote
2-3 システム化のコンセプトを理解する
試験概要を確認し、出題範囲に含まれる内容を理解しました。特にプロセス管理や保守に関する問題については、デモ環境での確認が有効です。
2-4 コンセプトに沿って勉強する
公式テキストで80点以上取得し、出題範囲の機能をデモ環境で試すことが重要です。また、業務改善NOTEを2周することで準備を整えました。
3. カイゼンマネジメントエキスパート(KME)
3-1 業務の付加価値(目的)を明確にする
- S (Specific): KMEを取得し、他のメンバーにはないスキルを習得
- M (Measurable): KME資格取得
- A (Achievable): 合格者の情報を参考にし、達成可能と考えられる
- R (Relevant): 自分の目標と一致
- T (Time-bound): 2022年8月の試験で取得
3-2 先駆者の話を聞く
情報が不足していたため、kintoneエバンジェリストのこたけさんの記事を参考にしました。試験概要を確認し、kintone SIGNPOSTを覚え、小論文の練習を行いました。
3-3 システム化のコンセプトを理解する
試験は1次試験(小論文・実績登録)と最終試験(確認試験)の2部構成です。特に1次試験が重要です。実績登録パートでは、事前に3つの設問に対してB評価以上の実績を準備し、当日それを基に記述できるようにすることがポイントです。
3-4 コンセプトに沿って勉強する
試験対策全体を把握し、学習を続けました。実績登録パートの準備に注力し、試験当日には万全の体制で挑みました。
3-5 試験当日
試験当日はPCの変換問題に直面しましたが、試験官が対応してくれました。他の受験者の経験も参考にし、全ての問題に対策が功を奏しました。約1ヶ月後に合格通知を受け取ることができました。
まとめ
kintoneの資格取得には、以下の4つのポイントが重要です。
- 業務の付加価値(目的)を明確にする
- 先駆者の話を聞く
- システム化のコンセプトを理解する
- コンセプトに沿って勉強していく
自分に合った勉強方法を見つけて、しっかりと対策を行うことが合格への鍵です。
まとめ
kintone導入をしたがなかなか活用ができていない、そのような企業さまがいらっしゃいましたら、kintone研究所クラウドラボの伴走支援がおすすめです。お気軽にご相談ください。