リモートワークで感じた雑談の価値と会社という場所に期待すること
クラウドラボの荒木です!
皆さん、リモートワークは好きですか?
コロナ禍に直面し、多くの企業様が新しい働き方として導入し、定着しつつあるリモートワーク。
「出勤時間が削減されて、満員電車に乗らなくてすむ。最高かよ」なんて私も最初は思っていましたが、実際に会社から離れてみて何か物足りなさを感じました。
雑談です。
一日中家で仕事をしていると、まったくしゃべらないで終わることも・・・
近頃は雑談力なんて言葉も生まれて、改めて雑談の重要性が見直されています。
本コラムでは今まで当たり前のようにあったこの雑談について掘り下げて考えてみるとともに、雑談と会社という場所の関係性についての考察をご紹介できればと思います。
アイデアは会議よりも雑談から生まれてる気がする。
雑談はやめなさい!なんて学生時代によく先生に言われました。
そんな私が雑談の重要性についてコラムを書いているのも変な感じもしますが、改めて在宅勤務を経験して雑談の重要性に気づかされました。
雑談ってアイデアが生まれやすいです。
アイデアって0から絞り出すというよりも、1が積み重なって構成されている気がしていて、10分前まで全く思いもしなかったアイデアが、雑談をしながら相手と言葉のセッションをしていくことで形になっていくみたいな経験は皆さんもないでしょうか?
雑・・・色んなものが混じっている
談・・・言が炎のように大きくなる
色んな考え方が混じり、大きくなることを雑談と定義した場合、雑談というコミュニケーションは決して雑に扱っていいものではない気がします。
ムダをなくし拡大する新しい働き方の中で、雑談をムダとするかどうかという点でまた会社という場所の存在意義も変わってくるかと思います。
これからの会社という場所
家でも仕事ができるようになった今、会社という場所の存在意義ってなんでしょう?
会社にあって、家にないもの。
そう、同じ会社の人たちとの雑談です!←しつこいですか?笑
どうしても在宅勤務が続くと、会社への帰属意識が薄くなり、「あれ自分フリーランスだっけ?」みたいな感覚になることがあります。
雑談だけに限らず、社員間での情報交換やコミュニケーションを促進するという役割がこれからの会社という場所の存在意義なのかなと思います。
そのためには、今までのような個人用のデスクではなくフリーアドレスのオフィスにしたり、コミュニケーションが生まれやすい空間に変えることが重要なのかなと思います。
集中して仕事したいときは家で、アイデアが欲しいときは会社で。
リモートワークはすべきではなく、してもいいというスタンスがこれからの主流になってくれたら嬉しいです。
弊社トムスではリモートワークに適したチャットツールやオンラインミーティングサービスの導入支援を行っております。ご興味ある方はお気軽にご連絡くださいませ。