生データの持ち方について5つのルール
こんにちは!データラボの田中です。
データポータルでデータが可視化できるのは分かった。じゃあ手元にあるExcelデータも可視化できる?そんな疑問が湧く方、いるのではないでしょうか。
できるのかできないのかはデータの持ち方次第なところがあります。今回はGoogleデータポータルの仕様に合ったデータの持ち方についてご紹介します。
データ元はGoogleスプレッドシートに蓄積せよ
オフラインのデータをデータポータルで可視化する方法の1つに「Google スプレッドシート」を活用する方法があります。これはGoogleが無償で提供しているExcel のような表計算ソフトのことです。Google のアカウントさえ取得していれば使えます。
他にもCSVのアップロードやSQL、Bigクエリと接続したりも可能ですが今回は初心者でも分かりやすいスプレッドシートを活用した方法になります。
ドラッグ&ドロップでエクセルデータがスプレッドシートに変換できます。
まずはスプレッドシートにうまくデータ移行をさせるところがスタートです!
ここでスプレッドシート上でのデータの持ち方に注意事項があります。
スプレッドシート生データの持ち方について5つのルール
①1行目を見出し名の行とする、1シート内では同じ見出しは使わない
同じ名前の見出しはつけないように注意してください。データの読み込みがうまくいきません。
②縦形式の表データとする
縦形式とは横1行でデータが1つ、1列ごと異なるデータが並び、どんどん縦にデータが蓄積していくタイプになります。
③セルの結合はNG
結合してしまうとデータの読み込みがうまくいきません。結合セルがある場合は解除して整えましょう。
④列内のセルはすべて同じデータにする
時刻なら時刻、テキストならテキスト、日付なら日付、と揃えましょう。
⑤接続後、スプレッドシートの見出し(1行目)が変更されると再接続が必要になる
データソースの管理からやり直して再接続する必要が出てきて非常に面倒なので(やり方は後日コラムにアップします)、なるべく見出し行は変更しないことをおすすめします!
スプレッドシートは同じシートを「複数人での編集が可能」という強みがあります。
エクセルももちろん複数人で触ることが可能ですが、コピーして保存するケースが多いのではないでしょうか。それが結果的にサーバーを圧迫しているケース、あるあるじゃないでしょうか?
お手上げの時は伴走プランもご検討ください
無料で誰でも使えるGoogleデータポータルですが、データの持ち方がやっぱりわからない。。。複雑すぎる!そんなときにはデータラボが提供している伴走プランを活用してみるのも手かもしれません。スタッフが寄り添ってダッシュボードの作り方をサポートします。まずは触れてみるところからスタートしてみましょう。