BIツールって何?
AIすらよく理解していないのに、BIって何?次はCIとかDIとかですか?
っといった、冗談は置いといてこの記事ではBIツールについての概要を簡単にご説明させていただきます。
BIとは?
Business Intelligence(ビジネスインテリジェンス)の略です。
ビジネスインテリジェンスという言葉はIBM社のルーン氏によって初めて唱えられ、
「希望する目的のための行動をガイドできるための、既に存在する事実の相互関連性を把握する能力」と定義されています。(参考文献:Luhn , H.P: A Business Intelligence System, IBM Journal, pp.314-319 (1958))
ここでいう「既に存在する事実」というのが会社に蓄積していくデータであり、それらに基づいた意思決定を促すツールのことを全般的にBIツールと言われています。
BIツールの3つの特徴
BIツールを駆使することでデータサイエンティストといった専門家の力を借りなくても、データを基にした会社の意思決定を進める環境整えることが出来るようになります。
そのうえでご理解いただきたいBIツールの特徴は以下です。
様々なデータソースを統合
Excelはスポット的に集計をして、表計算を行うといった面に関しては有効ですが、これが部署をまたいだ様々なデータソースを複合的にインプットしていくとなると中々大変です。
BIツールであればそれぞれ点として散在していたデータを一つにまとめることができて、ここを見ればまずは議論を進められるといった環境を整えることができます。
データの集計・分析
とりあえず、数値データをExcelで毎月フォルダーに保存していますという企業様は多いのではないでしょうか?大切なことはその数値データの裏に隠れている情報を引き出すことです。BIツールでは別々のデータ自体を掛け合わせ新たな見解を提示したり、指標を柔軟に設定/変更していくことで有益なデータ活用を実現できます。また、分かりやすいグラフによるアウトプットがテンプレートで用意されているので慣れてしまえば、会議資料なども自動化することができます。
データの共有
BIツールは自社サーバーにインストールして使用する、ソフトウェア型とBIツールサービス側のサーバーを利用するクラウド型の2種類がございます。後者の方がこれから始める企業様にはおススメで、クラウド型にすることで社外からでもアクセスができ、また会議などでも無駄な紙を印刷することなく出席者にオンラインで共有することが可能です。
今回ご紹介させていただいたBIツールの特徴はほんの一部にすぎません。
もっと興味がある方、導入を検討したいけど何から始めればいいか分からない方はお気軽に下記にお問い合わせくださいませ。